NES株式会社

NES/SCADA
監視・制御システム

SCADAとは

SCADAとは、「Supervisory Control And Data Acquisition」の略で、日本では「監視・制御システム」として知られています。
工場・生産設備などのセンサーからIoT技術等でデータの収集を行い、状況を監視・分析するとともに、設備制御を行う仕組みとして活用されています。

従来型 監視・制御システムの特徴と課題

従来のSCADA(監視・制御システム)は、データ収集を行う通信をインターネット経由で行っていました。
そのため、以下の課題がありました。

長期サポートが困難

信号出力装置~監視サーバー間で送受信されるデータをインターネット経由で送受信するためには、各拠点ごとにサーバーもしくはパソコンが必要だったため、それらのOSバージョンアップやソフトウェア仕様改変が行われた場合にサポートが困難となり、最悪の場合は作り直しとなるケースがあった。

ライセンスコストが発生

監視システム用ワークフレーム・アプリケーションの利用にライセンス費用が発生し、負担となることがあった。

専用アプリの改造・維持費が高額

フレームワーク・アプリケーションそれぞれが専用で組まれているため、メーカー依存、構成依存度が高く、専任の技術者を確保する必要がある事から、改造費が高額となる場合があった。

制御不可の場合あり

監視のみ可能で、制御ができない製品もあった。

択一での利用

クラウド・オンプレのどちらかでしか利用できない。一旦クラウドで構築すると、オンプレに移行することが困難な場合があった。

新たな監視・制御システム(NES/SCADA)を開発

従来型の弱点を克服し、長期利用を実現する新たな監視・制御システム「NES/SCADA」を開発、体系化しました。

長期サポート(10年以上)実現

弊社が選定したOS、環境下でのご利用が前提となるが、ベース部分にオープンソースであるLinuxを採用したことで、長期運用が可能。※

ライセンスコスト不要

弊社で開発した監視システム用フレームワーク・アプリケーションに対するライセンスコストは発生しない。

改造費が比較的安価

データ形式にcsv等ごく一般的なフォーマットを活用しており、システムの構造がシンプルなため、従来より比較的安価で簡単に改造できる。

クラウド・オンプレ利用可能

弊社のシステムは、クラウド・オンプレどちらでも利用可能。データを移植することで、クラウド⇔オンプレ間の移行も可能。

※機器本体の保守費、仮想化ソフトウェアを更新する必要が生じた場合の費用、アプリケーションの機能追加や、カスタマイズ、セキュリティ対策、OSアップデート等に対する作業を行う費用については、別途費用が発生します。

NES/SCADAの機能

1.監視機能

1.監視機能

・接点情報などのSV(2値)・TM(数値)情報について各250点~最大600点程度の監視が可能。(デフォルト5s周期~)監視周期を長くすることでさらに監視点数を増やすことが可能。
・状変(異常・違反・故障)検出時、Webブラウザ上への監視画面へ表示(10秒周期で自動更新)します。
・監視画面の背景やアイコンをユーザーが作成した画面へ置き換えられます。

2.状変検出機能

2.状変検出機能

・状変検出メッセージの記録を行います。保存領域を確保することで10年分以上の記録保存が可能。
・数値(TM)監視における上限、下限違反検出時に記録を行います。
・グラフ表示で監視情報(SV/TM)を可視化します。
・状変検出時の警報鳴動、メール通知、SNSへの通知が可能。

3.操作制御機能

3.操作制御機能

・クライアントパソコンに専用の制御クライアントアプリケーションをインストールする事で制御を行います。
・制御専用ダイアログにあらかじめ指定されたTM(数値)情報を高速で表示(1s周期)を行います。
・操作制御実行後に応動監視を行います。

4.記録・帳票機能

4.記録・帳票機能

・日報・月報・年報 などあらかじめ指定された情報の記録を行います。
・記録された情報を帳票として出力します。
・過去の記録情報を閲覧・修正することが可能。

NES/SCADA 活用想定シーン

NES/SCADAスマートメーターの概要

NES/SCADAは、信号入出力装置の情報を電力メーターなどの検針情報の転送に用いられているスマートメーター網等を活用できるよう、弊社で改良を加えたものです。
これにより、各施設ごとに必要となっていたサーバー機が不要となりました。

NES/SCADAの概要図

スマートメーター通信を活用した導入事例

  1. ガス使用量の遠隔検針・遮断サービスとしての利用

  2. 水道使用量の遠隔検針・漏水検知サービスとしての利用

  3. マンホールポンプの監視サービスとしての利用

スマートメーター通信の特長

  1. 電力使用量検針用通信インフラとして耐障害性(冗長性)に優れている。

  2. データの通信速度はやや低速(LPWA)

  3. 既に次世代スマートメーターが計画(2025年以降順次)されているが、

    既設と互換性が保たれており、通信インフラとしての寿命が長い。

  4. 通信コストが比較的安価。

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